私が結婚してからも連絡がくる元カレ達の不思議なお話

 

 

プライムウォレット

 

結婚してから連絡をしてくる元カレ。

 

不思議に思いませんか?

 

私が出会ったそんな2人の元カレのことをお話しさせていただきます。

 

 

I先輩の場合

 

I先輩との出会いは私が大学1回生、I先輩が2回生のときでした。

 

私は男子バスケットボール部のマネージャーに誘われ入部。

 

I先輩は男子バレーボール部の部員でした。

 

部室から体育館に行く廊下で顔を合わせたり、タイミングが同じ日は隣のコートで練習していたので休憩時にもよくおしゃべりをしました。

 

私は中学のときにバレーボール部所属、高校では男子バレーボール部のマネージャーをしていたためその話をすると冗談っぽく

 

「なんでこっち入ってくれへんかったん?今からでもおいでぇや」

 

と会話の最初はその話題でした。

 

当時I先輩には5年付き合っている彼女がいました。

 

その恋愛相談を受けたり、私のいろいろな相談にものってもらいました。

 

1回生の終わり頃。

 

私は他府県から電車で往復4時間かけて大学に通っていたため、地元でのアルバイト等に支障が出てしまい部活を辞めることになりました。

 

I先輩と会う機会は減りましたが、同じ講義のときなどに会いご飯を食べに行くように。

 

I先輩は地元が大学の近くで、実家通い。

 

車も持っていて夜遅くまで遊んでもなるべく私の家近くの方まで送ってくれました。

 

徹夜で遊ぶこともありましたが一線を越えることはありませんでした。

 

1年ほどそんな状態が続きました。

 

ある日、I先輩の彼女の浮気が発覚。

 

7年付き合っていたこともあってI先輩はかなりのショックを受けたようでした。

 

しばらくI先輩を慰めているうちに段々と私の気持ちが動き始めました。

 

それからは私の片想い。

 

I先輩はまだ次の恋愛はできないと思っていたし、私に対していつどおりに振舞おうとする姿がとても切なかったです。

 

 

 

人に好かれる会話術【男女兼用】

 

数か月後いつものようにご飯に行き、帰ろうかというときに

 

「もうちょっと一緒におって」

 

と初めて止められました。

 

そのままおしゃべりをしているうちに終電がなくなり、また徹夜でカラオケかなと思っていたとき。

 

「ホテルに行きたい」

 

と言われました。

 

きっと誰かと触れ合いたかったのだと思います。

 

私に対して恋愛感情がないとしても、やっと弱った部分を隠さず見せてくれたと嬉しく思ったのを覚えています。

 

私は片想いで、I先輩の気持ちが落ち着くのを待っていたときだったので

 

「いいですよ」

 

と伝えそのまま一晩を過ごしました。

 

それからI先輩は少しずつ立ち直り、私とのことも真剣に考えてくれるようになりました。

 

初めて結ばれたとき

 

「誰でもよかったわけではなくて、ちゃんと○○(私)のこと好きやったんよ」

 

と後から聞きました。

 

お付き合いを始め1年後、I先輩は大学を卒業。

 

変わらず関係が続いていくものだと思っていましたがI先輩が就職、私も就活ですれ違うことが増えました。

 

やはりうまくいかずそのまま破局。

 

3年後、私は結婚が決まり準備で忙しくしていました。

 

結婚式を1年後に控えたある日、I先輩から連絡が来ました。

 

結婚の報告をすると、I先輩はすでに結婚していたことを知りました。

 

「結婚祝いのご飯行こうか」

 

と誘われ、迷いましたが会いたい気持ちもあり行くことにしました。

 

懐かしい話で盛り上がり、時間はあっという間に過ぎていきました。

 

帰り際

 

「私が結婚したらさすがに会うことはなくなるね」

 

と言うと思いがけない答えが返ってきました。

 

「俺はそんなつもりないよ」

 

と真剣な顔で言われました。

 

びっくりしましたがI先輩は本気だったようです。

 

「不倫はだめやで。奥さん大事にしてあげてよ」

 

と言うと

 

「それはわかってるけど。○○が結婚するって聞いてからどうしても抑えられへん」

 

と。

 

逃がした魚は大きい、ということでしょうか。

 

でも私も大好きだった元カレです。

 

そんなこと言われたら揺らいでしまう・・・

 

そのまま、なんと結婚式の2日前まで関係が続いてしまいました。

 

結婚前の最後の恋愛。

 

淡い元カレとの思い出です。

 

 

Kくんの場合

 

Kくんとは大学の同じ学部学科でした。

 

入学後すぐのオリエンテーションで一緒のテーブルになり知り合いました。

 

初めて会ったときから私はいいなと思っていました。

 

Kくんには3年付き合っている彼女がいて、すごく大切にしているように見えました。

 

部活の試合(当時私は男子バスケットボール部マネージャー、Kくんは部員)でも彼女を連れて来て紹介するくらいだったので、本当に大好きだったと思います。

 

ちなみに私がマネージャーを始めたのはKくんに誘われたからです。

 

そんなKくんでしたが、彼女を大切にしているわりにはスキンシップが激しかったです。

 

ボディタッチは当たり前、ジュースの飲みまわしや食べ物の分け合いなども気にせずしていました。

 

私が彼女なら絶対嫌だけど、彼女の前では私を見もしないという徹底ぶり(笑)

 

その頃はKくんをいいなとは思っていましたが、恋愛感情はなかったと思います。

 

私とKくんはいつでも、どこにいてもずっとメールしていました。

 

講義中の教室、ランチ中、電車の行き帰り、もちろんお互いが帰宅してからも。

 

ただ大学にいる間一緒にいるのは部活中くらいで普段2人きりになることはほぼなかったです。

 

お互いに人見知りだったこともあります。

 

あまりに携帯ばかり触っているのでお互いの友達からは

 

「なんでそれで付き合ってへんの?」

 

と言われる始末。

 

「うちらどういう関係なんかなぁ?」

 

と2人で考えたこともありましたが答えは出ず。

 

お互い特別な存在であることはわかっていました。

 

 

プライムウォレット

 

事態が動いたのは部活の合宿のときでした。

 

練習後、合宿所でマネージャー含め部員みんなでお酒を飲んだのですが私は飲めなかったため介抱係。

 

ほろ酔いのKくんがよろよろと近づいてきて耳元で

 

「俺の部屋行こう」

 

と言いました。

 

「どしたの?気持ち悪い?」

 

と聞くと

 

「ん〜ん。一緒に行きたいだけ」

 

と言うので眠たくなったのかと思い行きました。

 

3〜4人寝ることができる部屋でした。

 

部屋まで送り届けて

 

「ちゃんと布団入って寝なあかんよ」

 

と言って立ち去ろうとしたとき

 

「一緒に寝て」

 

と添い寝を要求するKくん。

 

まぁ大丈夫だろうと思い一緒に布団に入りましたが、何もないわけがないですよね。

 

私は一応断るも、Kくんは酔っていたこともあってか止まりませんでした。

 

離れた部屋で盛り上がっている部員達にはバレことはなく、最後までしてしまいました。

 

そのようなこともあり、Kくんとの関係は少しずつ変わっていきました。

 

しばらくして、Kくんが彼女と破局。

 

そのタイミングでお付き合いが始まりました。

 

もしかしたら部活の合宿のときにはすでに彼女とはうまくいってなかったのかもしれません。

 

お付き合いを初めて少し経った頃、私は部活を辞めました。

 

Kくんと部活で顔を合わせることはなくなり帰る時間も別々になりました。

 

それでも朝は電車が一緒になれば2人で通い、時間を合わせて待ち合わせして一緒に過ごす時間は変わりませんでした。

 

でもアルバイトや長時間の通学、試験やレポート提出と段々私の生活が手一杯になっていきKくんとの時間が減っていくのがわかりました。

 

Kくんもそれがわかっていて、不満を漏らすこともありました。

 

大好きなのに、伝わらない。

 

私も辛くなっていき別れを切り出しました。

 

そのまま月日は流れ、2人とも卒業を迎えました。

 

破局してから卒業する日まで関わることはほとんどなかったですが、卒業式帰りの電車の中でKくんから

 

「俺のわがままで困らせてごめん。それでもずっと好きやったよ」

 

と連絡がきました。

 

私は

 

「ありがとう」

 

とだけ返しました。

 

それから何年かは連絡も取らず、私は結婚。

 

突然連絡が来て夕飯を作っていた手が止まり、数時間返信すべきか否か悶々とした記憶があります。

 

結局次の日に返事をし、お互いの結婚報告とたわいのない話をしました。

 

そこから何かあるわけではないですが、今も頻繁に連絡を取り合ってる元カレ。

 

Kくんはよく

 

「別れたくなかった。○○と一緒にいたかった。結婚したら絶対うまくいってた」

 

と言ってきます。

 

過去のことを持ち出されてもどうにもできないですけどね。

 

私が今行動すれば何か起こってしまうのでしょうか。

 

大学時代に出会った2人の元カレのお話でした。

 

2人とも破局後関わりはなくなり、結婚後思い出したかのように連絡が来ました。

 

スリルが欲しいだけなのか、かまってほしいだけなのか、本気の恋愛願望なのか、私にはわかりません。

 

不思議な人間心理ですね。

 

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