結婚目前までいった男がマザコンのヤバい奴だった話
20代半ばに差しかかったころ、私の周りに結婚ラッシュが訪れました。
私はその頃交際している男性もいなくて、自分だけ置いていかれているような気がしました。
昔から結婚願望が強かった私は、誰でもいいからはやく結婚したいと思うようになり、婚活を始めました。
【彼氏は長身好青年男子!】
オンラインゲームで知り合った20代後半の男性が意外と近くに住んでいることがわかり、会う約束をしました。
待ち合わせ場所に現れた男性は、180cmは越えてるであろう高身長男子で、ファッションもまぁまぁ。
正直、全く期待していなかったのですが、うーん、悪くない・・・
むしろ有り寄りの有りでした。
お腹が減ったこともあり、すぐに私たちは回転寿司屋に向かいました。
なんてことない会話を楽しんで、そろそろ解散する流れになったとき・・・
「付き合ってください」
と言われ、心の中でガッツポーズを決めて、即オッケーをしました。
絶対にこんな優良物件を逃してたまるか!
と意気込み、結婚まで持ち込む決意をしたのです。(笑)
【私、結婚したいの!】
彼と付き合ってすぐに、私は言いました。
「私、結婚願望強いの!1年以内に結婚したいわ!」
彼は本当か嘘かわかりませんが、同意してくれて、このままうまく行ったら1年で結婚をする約束をしてくれました。
私は将来を約束された気持ちになり、周りが結婚ラッシュで焦っていた気持ちはどこかに行ってしまいました。
具体的に、3ヶ月で両親に挨拶をしにいこう、半年で式場を見に行こうなどの話もしていて、私の心は完全に浮かれていました。
【はじめてのお家デート】
ある日、一人暮らしをしている彼のアパートに遊びに行くことになりました。
私はウキウキで、最上級のおしゃれをして向かいました。
待ち合わせ場所に向かうと、彼と一緒に知らないおばさんが立っていました・・・。
私はとてつもなく嫌な予感をビンビンに感じていました。
彼「お母さんが、どうして〜も来たいっていうから連れてきちゃった!」
彼母「はじめまして〜♪楽しそうだから着いてきちゃった♪」
私「どうもはじめまして・・・」
私は将来結婚を約束している男性のお母さん、義母になる方なので、精一杯笑顔を振り絞りましたが、きっと引き攣っていたでしょう・・・。
え、こんな事、本当にあるんだ・・・。
テレビで見たことあるような、まさかの設定が、今目の前に・・・。
この時点で気がつくべきだったのかもしれません。
彼がヤバい奴だと・・・。
【食べたかったケーキ】
彼のアパートに着くと、彼のお母さんは彼にべったり。
彼とのラブラブおうちデートの特典に母親が付いているとも思いもしなかった私は、彼と食べようとケーキを2つしか買っていませんでした。
私は、今お腹いっぱいだから・・・と嘘をついて、彼と彼のお母さんにケーキを献上しました。
彼のお母さんは
- 「私、◯◯のケーキが一番好き」
- 「クリームが多くて胃もたれしそう」
など、ぐちぐち文句を言いながらもぺろりと平らげていました。
その後も何故か3人でDVDをみたりしましたが、彼のお母さんは私のことが見えていないのか、全く私に話しかけてきませんでした。
たったの数時間でしたが、私にとっては何倍も長く感じました。
そして、やっと帰れると思いホッとした瞬間、彼のお母さんは恐ろしいことを言いました。
「次、いつにする?」
その後も何度かデートについてきた彼母でした。
【認めてもらう努力】
私は彼のことが普通に好きでしたが、結婚したいほど好きなわけではありませんでした。
しかし、どうしても結婚したかったので、彼の母に認めてもらえるように努力しました。
彼のお母さんの好きなお菓子を手土産に渡したり、必死に話しかけて愛想を振りまきました。
今思うと、ムキになっていたのかもしれません。
結婚をしたすぎて、普通に恋愛を楽しむ気持ちを忘れてしまっていました。
そうしているうちにあっという間に3ヶ月が経ち、約束していた両親への挨拶に向かうことになりました。
彼の実家では、みんなで彼のお母さんの手料理を食べ、お父さんと他愛もない話をして、何事もなく終わりました。
そして、私たちの結婚の話はどんどん進んでいきました。
【マザコンすぎる彼】
彼と会えない日はいつもメールをやりとりしていました。
メールより電話派の私は、メールのやりとりが面倒になり、いつも電話をかけていました。
彼が家に帰ってるはずの時間にかけているはずなのに、いつもなかなか繋がりませんでした。
その度に、
「ごめん、ゲームしてるから」
とメールがきて流されていましたが、私も特に気にしていませんでした。
そんなことが何ヶ月も続いてました。
ある日、何気に隣にいる彼の操作しているケータイを覗き見ると、そこには通話履歴にビッシリとお母さんの文字が・・・。
毎日何時間も電話が繋がらないのは、お母さんと話していたからでした。
この人は、私よりお母さんが好きなんだ、そう思い悲しくなりました。
【突然の別れ】
彼といつも通りのデートの日、私たちはカフェでお茶をしていました。
他愛もない話をして、笑って、楽しい時間を過ごしていた時、彼は突然別れを切り出してきたのです。
「そういえば、俺の友達の◯◯が別れたらしいよ・・・俺らも友達に戻ろうか」
彼はその後もなにか話していましたが、私はその言葉を聞いてからしばらく、彼の言葉が何も耳に入ってきませんでした。
理由を聞いても何も答えてくれませんでした。
結婚できるとおもっていた私は、彼に捨てられたような気持ちになり、ただ泣き続けていました。
【1年後の約束】
別れ話をどうしても受け入れることのできなかった私は、彼とひとつの約束をしました。
「1年後、2人とも付き合ってる人がいなかったら、初めて会った時に待ち合わせをしていた場所で会って、結婚しよう」
という約束でした。
別れたばかりの私は、
「絶対彼氏なんかつくらない・・・」
そう決め、1年後の彼との未来を夢見ていました。
そして時は経ち、あっという間に1年が経っていました。
私は彼との約束なんて忘れて、デートにお母さんを連れてこない普通の彼氏ができて、普通のなんてことない恋愛を楽しんでいました。(笑)
【のめり込むと気付けない】
なにかの物事に集中しているときって、声をかけられていても気が付かないことありますよね。
それと同じで、私は結婚したいということに夢中になりすぎて、本当の彼を見ていなかったのかもしれません。
今思うと、どうしてあんな人好きだったんだろう・・・
とすら思います。
ネットのニュースなどで、出会って1日で結婚しました!なんていうのを目にしたことがありますが、私にはきっとそういうのは向かないと思いました。
これから先、何十年と一緒に過ごすことになる人を、そんな1日で決められません。
ビビッときてしまったならしょうがありませんが・・・笑
実際、私の祖父母は出会ってすぐに駆け落ち結婚をしました。
祖母はもう他界したのですが、死ぬ間際に
「今度生まれ変わったらあんな男とは結婚しない」
と言っていました。
私が死ぬ間際には、
「この人と結婚してよかった」
といえるような人と結婚をしたいです。
【結婚とは?】
結婚とはなんでしょうか。
結婚すれば本当にそれで幸せになれると思いますか?
私はそうは思いません。
結婚しても、相手のことを本当に好きじゃないと続かないからです。
私が今回出会った男性と結婚していたら、きっとあのお母さんに毎日ネチネチといじめられて、最低な毎日を過ごしていたと思います。
(実際結婚していなくてもネチネチ嫌味を言われていました。笑)
私が読者様にひとつ申し上げるとしたら、結婚するなら絶対にマザコン男は選ばないことをオススメします。
あなたを1番に考えてくれる人と一緒にいたほうが絶対に幸せになれますよ。
私はあなたの幸せを心から願っています。
ご購読ありがとうございました。
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