1通の手紙から始まり軽い気持ちでデートへ、ストーカー男を振り切るのが大変だった話
気楽なOL生活
若い時には、やんちゃな遊びをすることもありますよね。
短い人生楽しんで生きればよしと思っておりますが、ときに油断してはいけない相手の場合もあります。
あわやストーカー男の被害に遭うところだったリアルな体験を、今回はお話ししたいと思います。
当時の私は、さらさらロングヘアと美脚が自慢のOLで、顔は中の上程度(元旦那評価)、乳はやや小ぶりというスペックでした。
勤務先の社長様はあちらの世界と繋がりがある方で、言ってしまえば一族がALL幹部だったのですが、ある理由で無事生き延びることができました。
本社勤務から小さな営業所に派遣されまして、そこには社長の愛人レイコちゃん(熟女)が営業職としてお仕事されておりました。
もう1名の営業はレイコちゃんのお友達で、若い時には通りを歩けばナンパされたと豪語するハナエちゃん、何かしでかしたら生きて帰れないなと思う強力メンツでした。
ところが意外なことに、配属初日からお二人にめちゃくちゃ気に入られてしまったのです。
本社のときと同じように、掃除してコーヒーを淹れてあげただけ。
今までの事務員さんより良く働くと喜んでくれて、その点はすごいラッキーでした。
何かにつけて守ってくれたり、可愛がってくれたり、パンチの効いた環境の割に、伸び伸びと過ごすことができました。
当時ノンセキュリティの時代だったこともあり、かなり無防備な事務所ではありました。
道路に面する壁はガラス戸で中は丸見え、日中は特に鍵もかけていない状態でした。
今考えると、よく強盗に合わなかったなと思います。
営業が2名だけの小さな事務所ですから、仕事はそれほど忙しくなかったです。
天気が良い日は外に出て、のんびりと気持ち良くガラス拭きなどしていました。
月に一度、本社から経理課長が視察に来ます。
毎回来るたびに、机の下からお前の脚が丸見えだと言われていました。
「まあ、減るものじゃないし♪」
気楽に考えて取り合わなかったのですが、まさかそれが後々の事件に繋がるなんて思いもしませんでした。
1通のお手紙
事務員の朝は早いです。
鍵を持っているのは私一人で、朝来たらまずシャッターをバーンと上げます。
それから掃除を始めるのですが、その日、1通の白い封筒が落ちているのを見つけました。
宛名には
「事務員さんへ」
と書いてあります。
とりあえずレイコちゃんたちに来たものではないらしいので、中を開けてみることにしました。
レイコちゃんたちはお客様のおじいちゃんたちから言い寄られることが多くて、なかなか苦労をされていたのですよ。
便箋がキチキチに入っていたので、手を入れて引っ張り出しました。
昨今は刃物とか入っている事件も多いですから、要注意ですね。
普通にお手紙が出てきたのですが、ピラッと小さな切れ端も出てきて、良く見るとそれは証明写真でした。
履歴書に貼るサイズのもので、ちゃんとはっきり顔が写っていました。
イケメンではないですけど、鼻筋が通っていて、男らしい感じはあります。
中のお手紙には外から見かけて一目惚れしたと書かれており、連絡先も添えてありました。
一目惚れなんて・・・。
人生で初めて言われたので、ちょっと舞い上がってしまったのは事実です。
電話してみようかな、でも変な勧誘だったらどうしようとか、一日悩みまくりました。
レイコちゃんたちに話したら絶対止められると思い、結局相談はせず。
とりあえず写真が入っている訳だし、悪い人ではないよね、と思うことにしました。
後から考えると、他人の写真を使うこともできた訳だし、全然大丈夫じゃないですね。
結局、好奇心に勝てなくて、夜になってから電話をしてみることにしました。
私の脳内では、まず乗っている車種を聞いて、SUVだったら合格〜、念のため働いているかどうかはチェックするという図式を描きました。
経験上、無職の男性は粘着質のタイプが多いのですよ。
ストーカー男の予備軍です。
これは実家がお金持ちの場合でも言えることで、ちゃんと社会で人と関わっていないと、何かと問題が発生しがちのようです。
さて、いよいよ電話することに。
話してみたら、すごく女性慣れしていない感じが伝わってきました。
大丈夫かな?
一瞬不安になりましたが、再び見た目がタイプだと言われて気を良くしてしまい、優しそうな声に騙されてしまいました。
パジェロに乗っていて、とび職ということがわかり、脳内テストは合格でした。
休日、パジェロでドライブに行くことになりましたよ。
海を見に行って、地元民しか知らない小さな洞窟へ案内してくれました。
ありがちですが、薄暗くなったところで手を繋がれたりします。
軽い!
後はご飯を食べて、その日は無事帰宅。
人並みに稼いでいる人のようだったし、ストーカー男の心配はないかな?
あわやの展開
良かった、悪い人じゃなかった。
そう思ったのも束の間でした。
翌日から頻繁に電話が来るようになって、ちょっと怖くなってきたのです・・・。
正直、お話ししていてそんなに楽しい感じではなかったので、相手も同じように感じたのではないかと思っていました。
友人としては悪くないけど、交際に発展するほどではないという感覚です。
ストーカー男との間には、こんなすれ違いが生じることが多いです。
最初はドライブのお礼を言ったりして、世間話で終わらせました。
もう疎遠になるかと思っていたのですが、また次の日もかかってきます。
気のない返事をすることで気持ちを察してもらおうと思ったのですが、失敗でした。
なぜか日中に、事務所の前に立っていることもありました。
この時は事務所内にレイコちゃんたちもいたので、そのうち立ち去ってくれました。
一晩電話がこなくて安心していたのですが、翌日電話があり、話が急展開します。
近く地元を離れ旅に出るので、私に伴侶として付いてきて欲しいと言い出したのです。
重い、重すぎる!
1回、ドライブしただけですよ?(笑)
一旦、彼目線で考えてみることにしました。
もしかすると、彼はかなり以前から私に目を付けていて、長いこと交差点からガラス越しに見続けていて、思いが募りお手紙を書いた。
1回デートをしたらいい感じだった、相手(私)も自分と同じ思いを抱いているに違いない。
あくまで想像ですが、そう考えていたとしたら、私の行動は軽率すぎました。
なんでもっと深く考えなかったのだろうと後悔しました。
しかも初めてのドライブで自宅まで送らせてしまったことが、更なるピンチを招きます。
深夜、どうしても会いたいと訪ねてきてしまいました。
断って逆上されたり、仕返しされたりすることが怖くなり、会って話を付けようと覚悟を決めました。
玄関先で長いこと話したのですが、なかなか決着しません。
私は繰り返し、今すぐ一緒になるという決断はできないと、気持ちをそのまま伝えました。
徐々に落ち着いてきて、ようやく渋々うなずいてくれました。
最後に食事に行こうと誘われたのですが、考えた私は、大きなおにぎりを1つ作って持たせることにしました。
手切れ金がおにぎり1つってヒドイ話ですけど、納得してくれたのか、それ以来連絡はピタリとこなくなりました。
私も反省したので、誠意が伝わったのであれば良いなと思います。
たまたま危険な事にはならずに済みましたが、自分の態度次第で危険なストーカー男を生み出しかねないところでした。(笑)
もちろん、後からレイコちゃんたちにはこっぴどく怒られました。
みなさまもどうか、お相手の温度感にはご注意なさってくださいね。
ご購読いただき、ありがとうございました。
今回のお話「1通の手紙から始まり軽い気持ちでデートへ、ストーカー男を振り切るのが大変だった話」の続き記事へ↓
彼氏が欲しい、男子からモテたい、という女性には無料レポート「男に褒められ愛される5つの法則」をプレゼント中。
無料レポートは下記の公式LINEから友達追加して頂けると直ぐにご覧になれます!
公式LINE友達へ
LINEの友達追加はこのQRコードをスマホのカメラで読み取ってね!
私タカシが行っています恋愛コンサルティングサービスの案内ページです。
是非一度ご覧ください!
キレイになりたい人、必見!
あなたもキレイになってモテモテの人生を歩みましょう。
美容総合ポータルサイト「Beauty-mode」はこちらから↓
私タカシが運営するSNSです。
恋愛に関して役立つ情報を毎日投稿しています。
是非みなさん見に来てください!
管理人タカシの出版書籍紹介
リンク↓からご確認できますのでよろしくお願いいたします!
「美容素人さんでも自分で出来る!美肌で10歳若返るスキンケア法」
Kindle本 499円
「話題のスキンケア「ハーブピーリング」と美白ケア」
Kindle本 499円
「美容の最先端「韓国コスメ」とスキンケア法」
Kindle本 499円
「コロナ時代だからこそ目を惹く色気メイク術」
Kindle本 499円
「ヨガとマッサージで心も体もリフレッシュ、ストレスフリーでキレイになろう!」
Kindle本 499円
「韓国アイドルと人気モデルから学ぶ、美容ダイエット法で美ボディを手に入れよう!」
Kindle本 499円
「犬を飼う時に読んでおきたい本」
Kindle本 499円